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第四回(2017年度) JPEAアウォード

選考委員

委員

株式会社 岡&カンパニー
代表取締役
岡 俊子 氏

委員

株式会社 カドタ・アンド・カンパニー
代表取締役社長
門多 丈 氏

委員

株式会社東京大学エッジキャピタル
取締役 
茂木 敬司 氏

委員

一橋ビジネススクール 
国際企業戦略専攻 
教授 
伊藤 友則 氏

2017年度受賞案件

付加価値型農業チャレンジ賞

賞名:      付加価値型農業チャレンジ賞
対象案件/会社: 株式会社ミスズライフ
ファンド:    アイ・シグマ・キャピタル株式会社

≪選考理由≫
日本にとって食料自給は国家的な課題である一方農業の会社化の制約は多く、アグリビジネスの実現も容易ではない。特に農地所有適格法人要件の縛りがあるが、本件は農地を所有しない形でぶなしめじ生産事業を切り離した法人を設立しファンドが投資した。スポンサーの丸紅の支援での販路の拡大も狙う。

ぶなしめじ生産に使った培土は野菜栽培の堆肥として使うことで循環型の農業を作り上げたこと、地域創生の観点からも注目すべき案件と考える。

天国から見守る事業承継賞

賞名:      天国から見守る事業承継賞
対象案件/会社: 株式会社ニューオークボ
ファンド:    アント・キャピタル・パートナーズ株式会社

≪選考理由≫
わが国には事業承継が必要な企業がまだ多く存在するにもかかわらず、規模や事業内容が合わずに、PEファンドが手を差しのべられない案件は少なくない。

そんな中、本件は、社長が急逝した後の社内外の混乱や不安を短期間に収束させ、投資後は、オーナー的色彩が強かった会社を、サステイナブルに事業展開できる組織に変えていっている(最中である)。

バリューアップと言えば簡単だが、組織の中に入っていって、現場の風土を改革していく作業には、多くの苦労を伴うものである。真摯な気持ちで丁寧に会社の方々と向き合うアントの担当者の姿は、PEファンド業界全体のイメージアップにつながるものと高く評価できるし、事業承継を検討している多くの中小中堅の日本企業に対しても、選択肢の一つとしてPEファンドへの譲渡を真剣に考える材料ともなろう。

ニューオークボの企業価値をさらに向上させ、天国から見守っているオーナーを安心させてあげて頂きたい。

ES向上でハッピーになりま賞

賞名:      ES向上でハッピーになりま賞
対象案件/会社: 株式会社りらく
ファンド:    株式会社アドバンテッジパートナーズ

≪選考理由≫
心身ともに健やかでこそ毎日を楽しく豊かに過ごすことが出来ると、人々に癒しーリラクゼーションを提供しようと創業された企業「りらく」へのグロース投資案件。

投資先「りらく」はファンドならではの企業価値向上策によって質量共に優れた企業に成長し、投資4年後に創業者へ譲渡され、全てのステークホルダーみんなにとって「ハッピーな」成果を達成した。

特にお客様と直に接するセラピストが楽しいと思える環境を整え、働く人の満足度ES向上に注力して実現した質量両面にわたる企業価値向上と、柔軟な勤務時間によって多様なライフスタイルを可能にするセラピストの雇用は働き方改革の一つのモデルとして評価される。

癒し-リラクゼーションを提供するセラピストの雇用増に加えて、人々の健やかで豊かな生活を支える社会的意義ある投資となった。

グローバル・トランスフォーメーション賞

賞名:      グローバル・トランスフォーメーション賞
対象案件/会社: 株式会社 ツバキ・ナカシマ
ファンド:    カーライル・ジャパン・エルエルシー

≪選考理由≫
2011年の買収の段階では ツバキ・ナカシマは売り上げ構成は国内65%、海外35%だったのが、中国拠点の拡充、インド拠点の新設などにより、カーライル・グループがエグジットを完了させた2017年末時点では、売り上げの80%を海外で稼ぐまで大きく変身した。人材面でもインド人のCFOを始め、役員の多くが外国人により占められるようになり、真のグローバル企業に脱皮することができた。 少子高齢化に直面している日本において、外国の市場を開拓することは、日本企業にとり、成長を継続する上で、極めて重要な課題となってきたが、本件はPEファンドが投資対象企業を世界企業に変革させるた良い事例となった。

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